奥飛騨 板蔵の里

高山本線の坂上駅で降り、種蔵集落のスケッチをしようと思いましたが、現地まで徒歩5kmでバスやタクシーは見当たりません。仕方なしに歩き始めましたが、土砂崩れで通行止めになっています。あきらめて駅に戻る途中、酒屋でビールを買って次の便までの暇つぶしをしようと考えましたが、酒屋の女将が別のルートで集落まで車で送ってくれると言います。こういった幸運に出会えると旅はさらに楽しくなります。

種蔵集落
種蔵集落

全国的にも珍しい石積みの棚田が広がり板倉が点々と建てられています。緑があふれる中でお婆さんが畑仕事をし、辺りでは鳥や虫の気配がします。都会暮らしの人間からするとなんと魅力的な場所なのでしょう。なにより自然がこじんまりとしていてヒューマンスケールなのが居心地が良いのです。

東京の限られた土地においても少しでも樹木を植える努力をし、緑溢れる家々が街として連なれば大きな森を構成することも有り得るのかもしれません。東京里山暮らし、楽しそうではありませんか。

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板倉 水彩紙 透明水彩
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